日本という国がどんどんおかしくなって、自己防衛で投資をしなければいけない時代になりました。
ただ、日本では投資に関する教育が圧倒的に不足しているので、投資を始めるのであれば自分で勉強をおこなっていく必要があります。
今回は改めて、バイナリーオプションにおける勉強の仕方についてお話ししていきたいと思います。
バイナリーオプションをおこなっていくなら絶対に勉強が必要
投資にもいろいろな選択肢がありますが、その中でもバイナリーオプションは比較的ハードルの低いものとして紹介されることが多いです。
確かに、バイナリーオプションは一定の時間が経過したときに上がっているのか下がっているのかを予想するシンプルな投資です。
ただ、投資である以上は絶対に勉強が必要になってきます。
バイナリーオプションを一生続けていくつもりなのであれば、それこそ一生勉強も必要になります。
バイナリーオプションを含めて投資と勉強はほぼセットで考えなければいけませんし、きちんと勉強をするからこそそれが良い結果につながってきます。
バイナリーオプションにおける勉強の仕方
バイナリーオプションをおこなっていくには勉強が必要不可欠なのですが、何をどう勉強すればいいのかわからないという方もいるでしょう。
バイナリーオプションにおける勉強の仕方には以下のようなものが挙げられます。
FX関連の書籍で勉強する
バイナリーオプションにおける勉強の仕方としてまず挙げられるのが、FX関連の書籍です。
「バイナリーオプションなのにFXの本でいいの？」と疑問に思う方もいるでしょうが、実はバイナリーオプションもFXも為替の推移を予想するトレードという点では共通しているのです。
つまり、分析の仕方はほとんど同じです。
しかも、FXの専門書は山ほどあるのに対して、バイナリーオプションの専門書というのはかなり限られています。
もちろん、限られたバイナリーオプションの専門書で勉強するのもひとつではありますが、テクニカル分析やチャート分析に関するFXの書籍、スキャルピングやデイトレードなどの短期トレードに関するFXの書籍で勉強したほうが効率的かもしれません。
FX関連のセミナーで勉強する
バイナリーオプションにおける勉強の仕方としては、FX関連のセミナーへ参加することも挙げられます。
バイナリーオプション関連のセミナーではなく、FX関連のセミナーであることが大切です。
なぜかというとバイナリーオプション関連のセミナーになってくると、勉強よりも勧誘がメインになっていることが多いからです。
バイナリーオプションは投資の中でもハードルが低いため、初心者でも始めやすいのが魅力になっています。
しかしながら、その初心者を狙った詐欺なども増えていますので、そういったリスクを回避するためにもFX関連のセミナーへ参加するようにしましょう。
もちろん、FX関連のセミナーにもいろいろなものがありますので、その中からテクニカル分析やトレード分析などをメインにしているもので、できれば証券会社が主催しているようなものを選ぶようにしてください。
FXトレーダーが配信しているコンテンツで勉強する
FXトレーダーのブログやメールマガジン、TwitterなどのSNS、YouTubeでの動画配信などFXトレーダーが配信しているコンテンツで勉強するのもひとつです。
バイナリーオプショントレーダーでいろいろな情報を発信している方もいますが、今のところ、バイナリーオプショントレーダーよりもFXトレーダーの発信する情報のほうが信頼性は高そうです。
ただ、FXトレーダーでも胡散臭いタイプはいますので、きちんと見極めていきましょう。
基本的に何かしらの勧誘があったらその時点でアウトという風に考えておけばOKです。
過去チャートでテストをする
書籍やセミナー、FXトレーダーが配信している各種コンテンツなどで勉強をおこなっていくと、自分なりの手法といったものが見えてくるかと思います。
それをテストするのに、過去チャートを活用していきましょう。
過去のチャートデータを遡り、実際にチャートを動かしながらテストができれば、自分なりの手法が有効なものなのかある程度は判断できるようになります。
デモ口座でデモトレードをおこなう
バイナリーオプション業者にはデモ口座が用意されており、デモトレードができるようになっていることがほとんどです。
デモ口座でのデモトレードには意味がないという意見もあるのですが、基本的にデモ口座でのデモトレードというのはおこなっておいたほうがいいでしょう。
そのバイナリーオプション業者の取引プラットフォームも使い勝手を確かめつつ、自分の考えているトレード手法が有効なのかをテストすることができます。
少額でトレードを始めて、分析をおこなっていく
ここまで来ると実際に使っていくバイナリーオプション業者も勝負していく手法も決まっているかと思います。
あとは、実際にリアルなトレードをおこなって、その分析を積み重ねていくことになります。
もちろん、最初は少額からトレードを始めるようにしてください。
もともとバイナリーオプションというのはFXのように一発逆転を狙うタイプの投資ではなく、どちらかというと小さな利益を積み重ねていくタイプの投資になります。
少額からスタートして、勝率を高めていきながら少しずつ投資する金額を増やしていくことが大切です。
リアルなトレードを始めたら、面倒でも毎回のトレードを記録に残すようにしてください。
取引通貨ペアやかけた金額、取引時間、さらにどのような状況の中でどのような根拠があってエントリーしたのか、その結果はどうだったのか、そのトレードにおける良かった点と悪かった点……こういった記録を残し、分析していくことによってトレードにおける無意識の癖や課題、改善点といったものが見えてくるようになります。
シグナルツールやサインツールには頼らない
バイナリーオプションにおける勉強の仕方ということでお話ししてきましたが、「めんどくさい……」と感じている方もいるかもしれません。
実際にバイナリーオプションではデジタルなツールをたくさん使っていくことになりますが、勉強の仕方に関してはアナログな作業が多いです。
面倒だからもっと手っ取り早い方法に頼りたいと思う方もいるでしょう。
そういった方がいわゆるシグナルツールやサインツールに頼るケースは珍しくありません。
シグナルツールやサインツールというのはチャートのどの方向にエントリーすればいいかを示してくれるツール、つまりエントリーすべきタイミングを教えてくれるツールのことです。
シグナルツールやサインツールには詐欺まがいのものもたくさんありますし、仮に本物のシグナルツールやサインツールがあったとしても根拠のあるエントリーができないので、バイナリーオプションにおけるトレードスキルが上がりません。
言われた通りにトレードをするただのマシーンになってしまうので、自分自身の中で成長がまったく得られないのです。
バイナリーオプションの最終的な目標は、自分で判断し、明確な根拠のあるエントリーで勝率を高めながら結果を出していくことです。
シグナルツールやサインツールに頼るような横着をしていたのでは、いつまで経っても勝率を高められませんし、バイナリーオプショントレードで良い結果を出すこともできないでしょう。
